ヤマメを釣ったら塩焼きで食べるのが、一番オーソドックスな食べ方です。
ヤマメの塩焼きは腹ワタをとって塩をつけるだけなので、とても簡単に料理できます。
この記事では、ヤマメの塩焼きを美味しく作る手順についてまとめます。
ヤマメを下処理する
まずはヤマメを下処理していきます。
ヤマメの
- 腹ワタ
- 血合い
- ぬめり
- うろこ
を取りましょう。
ヤマメが釣れたときにすぐ処理しておくのがオススメですよ。
ヤマメの下処理が終わったら、塩味をつけます。
そのままヤマメに塩をふりかけてもOKですし、塩水につけこんでも美味しく仕上がります。
↑こちらはヤマメを塩水につけているところです。
ヤマメを塩水につけこむ場合には、塩分濃度5〜7%くらいの塩水に30〜40分ほどつけこむのが個人的には美味しいです。(塩水100gあたり塩が5〜7g)
塩水にヤマメをつけこんだら、しっかりと水気をとるようにします
ヤマメに塩をふる場合には、全体的に塩をつけて、尾びれと背びれにたくさん塩をつけるようにします。(ヒレは焦げやすいので塩でカバーして焦げないようにする)
ヤマメに塩をつけたら、グリルで焼いていきます。
ヤマメのグリルの焼き方|焼き時間
IHグリルの場合はボタンで調節するだけなので、設定通りに焼くだけで美味しく仕上がります。
IHグリルではない場合には、中火で一気に焼き上げてください。目安としては8〜10分くらいになります。
ヤマメから水分が落ちなくなったら焼き上がり。
IHグリルの場合もそうでないばあいも、ヤマメの頭を奥にして手前をヒレにするようにしてください。
そうすることでヒレが焦げにくくなり、頭までしっかり火が入るので美味しく焼きあがりますよ
ヤマメを美味しく焼くには
- ヤマメを冷蔵庫から出して冷たいまま焼かない
- 塩をふったら30分ほどそのままヤマメをおく
ヤマメを美味しく焼くには、この2つのポイントが大切です。
ヤマメを冷蔵庫から出して冷たいまま焼いてしまうと、ヤマメに均等に火が入りません。
できるだけヤマメを常温近くまでもどしてあげると、焼きあがりがふっくらと仕上がります。
もうひとつのポイントは、ヤマメに塩をふったらそのまま30分〜1時間ほど放置します。
ヤマメに塩をふると余分な水分が出てくるのと、しっかり塩味をしみこませる意味で放置する時間は必要です。
この2つのポイントをおさえておけば、家庭用のグリルでも美味しく焼きあがりますので、ぜひためしてみてください。
ヤマメは干物や串焼きもおすすめ
ヤマメの塩焼きも美味しいですが、同じ塩味の焼きで楽しめる
- ヤマメの干物
- ヤマメの一夜干し
- ヤマメの串焼き(炭火焼)
もオススメです。
ヤマメの干物は作るのにちょっと手間がかかりますが、旨味が凝縮されてめちゃくちゃ美味しいですよ!
ヤマメの串焼きはグリル焼きとは違って、炭火でじっくりと焼き上げるのが特徴です。
焼き上がったヤマメを串に刺したままカブりつくと、至福のひとときですよ
あとこれは個人的にやっている裏技なのですが、ヤマメの下処理がすんだらそのまま冷蔵庫に入れて1日ほど乾かしてあげると、めちゃくちゃ美味しい塩焼きが作れます。
↑写真のように網などの上に下処理したヤマメを、ラップをせずにそのまま冷蔵庫のなかに入れます。
1日ほどでヤマメが少しだけ乾燥して、ちょっとした干物のようになるわけですね。
ヤマメがたくさん釣れたときには、ためしてみてください。
ヤマメの塩焼きまとめ
ヤマメが釣れたら絶品の塩焼きを食べてみましょう。
美味しく焼き上がったヤマメの塩焼きは、やみつきになるほど美味しいですよ!