釣ったヤマメを冷蔵庫で保存するとなると何日くらいもつのか?という疑問は、いまだに僕も毎回考えてしまうことです。
川魚は痛むのがはやいので保存できる期間は2〜3日といわれることが多いですが、実際に僕は3日ほど冷蔵庫で干したり、4〜5日ねかせることもあります
個人的には「保存するときのヤマメの状態で期間はかわってくる」というのが、一番しっくりくる答えです。
そこでこの記事では、
- ヤマメを冷蔵保存するときの下処理
- 実際に冷蔵保存してみた結果
この2点について、くわしく解説していきます。
ヤマメの腹ワタ・血合いをしっかり取る
魚は腹ワタ、血合いの部分からさきに痛んでいくので、ヤマメを釣ったらできるだけ早めに腹ワタと血合いをしっかり取りのぞきます。
血抜きもしっかりやったほうが良いです。
ちょっと難しいですが、できるなら神経締めもやっておいたほうが美味しくなりますし日持ちします。
ヤマメが釣れた後の処理の手順としては、
- エラを切って血抜きする(できれば脳締めしてから)
- 腹ワタ、血合いをとる
- 神経締めをする
この流れが理想的です。
ヤマメが釣れたあとの処理(締めかた、血抜きの方法、持ち帰りかた)については、下記の記事でくわしくまとめていますので、良かったらどうぞ
とはいえ僕も渓流でヤマメが釣れたあとには、腹ワタととって血合いをとるだけの処理をすることが多いです。
そのまますぐに氷の入ったバッグにヤマメを入れて、持ち帰るようにしています。
保存することを考えると腹ワタと血合いはすぐに取りのぞくというのが、最低限の処理になります。
冷蔵庫で3日ほど保存できる
釣ったヤマメは、冷蔵庫で2〜3日保存できるといわれています。
しかし、この2〜3日というのは目安として考えるくらいにしておいてください。
腹ワタと血合いがついたままのヤマメだと、場合によっては3日ももたない場合だってありますからね。
逆にまるまると太った体力のあるヤマメを、しっかり腹ワタ、血合いをとって処理をしていれば、余裕で4〜5日は長持ちさせることができます。
やはり釣れた後の処理が大切ということになります。
実際にヤマメを冷蔵庫で保存してみた結果
僕はヤマメが釣れたら、冷蔵庫で2〜3日ねかせることが多いです。
ヤマメの腹ワタと血合い、エラは釣れたその場で取りのぞいて持ち帰ります。
僕は釣れたヤマメで干物を作ることが多いのですが、夏になると日光が強すぎて良い干物に仕上がらないので、写真のように冷蔵庫でヤマメを干して干物にしています。
一番好きな状態が48時間(丸2日)ほど乾かしたヤマメの干物で、4日ほど冷蔵庫で寝かせたこともありますが問題なく食べることができました。
もちろんヤマメの状態で冷蔵庫で日持ちする期間はかわってきますが、ちゃんと処理したヤマメだと確実に3日は冷蔵庫で保存できると実感しています。
冷蔵庫で保存する前に
- ヤマメの腹ワタを取る
- ヤマメの血合いをとる
- しっかりと水分をふきとる
この3つに注意しておくことが一番大切ですね。
洗ったヤマメはキッチンペーパーなどを使って、きちんと水分をとるようにしてください。
水分がついたままになっていると、腐敗の原因になりますからね。
あとは冷蔵庫で保存しながらほったらかしにしないで、毎日ヤマメの状態を確認するようにしてください。
痛んでいるかどうかは触ってみたり、匂いをかいでみたら分かります。
ヤマメの保存期間まとめ
ヤマメを冷蔵庫で保存できる期間は、絶対に何日もつ。ということは言えません。
腹ワタ、血合いをきちんと取ったら水分をふきとり冷蔵庫で保存します。毎日ヤマメのチェックをしながら、痛む前に食べましょう。
くりかえしているうちに、太ったヤマメだとどれくらい保存できるのか、痩せたヤマメだとどのくらいの期間しかもたないのかがなんとなく分かるようになってきますよ