生涯ヤマメ釣り

ヤマメのルアー釣りブログ

渓流ヤマメ釣りの服装について分かりやすく解説する

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渓流ヤマメ釣りの服装は、おおきくわけて2種類になります。

  • ウェーダースタイル
  • ゲータースタイル

基本的にウェーダーさえ持っていればヤマメ釣りを楽しめます。(夏場はかなり暑いですが)

夏場で気温があがってくると、ゲータースタイルが涼しくておすすめです。

そのほかに渓流でのヤマメ釣りでは、

  • サングラス
  • グローブ
  • バッグ

などを持っていけば完璧です。

この記事では渓流ヤマメ釣りをするときの服装について、くわしくまとめていきます。

渓流ヤマメ釣りの服装はウェーダーもしくはゲイター

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↑こちらがウェーダーです。

ウェーダーとは、胸まである防水の着用タイプの長靴だと思ってもらって大丈夫です。

胸まであるウェーダーを着れば、胸以下の水深まで川に入って釣りをすることができます。(※ウェーダーの中に水が入ると危険!)

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ゲイタースタイル(ゲータースタイル)とは、上の写真のような身軽な服装になります。上の写真はひざあてをつけていませんが

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(画像引用元:アマゾン

↑こういった膝あて(膝から下のクッションとなるゲーター)を、先ほどの服装の上から身につけて川に入るスタイルをゲイタースタイル(ゲータースタイル)とよびます。

どちらがいいのか?という話ではなくて、どちらにも違いがありデメリットとメリットもあります。

ウェーダースタイル、ゲイタースタイルどちらを選んでも渓流でのヤマメ釣りはできますので、どちらのスタイルを選んでもOKです。

ウェーダーとゲイターの違い

ウェーダースタイルとゲイタースタイルの違いは、

  • 川の水に濡れない(ウェーダー)
  • 川の水に濡れる(ゲイター)

おおきく分けてこの2つの違いがあります。

ウェーダーは中に水が入ってこないしくみになっているのに対して、ゲイタースタイルは水に濡れながら釣りをするしくみになっています。

ひらたくいうと、ゲータースタイルは水着の延長線にあるような釣りスタイルと思ってください。

ウェーダーで川の中にザブーン!と入ることはできませんが、ゲータースタイルなら川の中にザブーン!と入ることができるので泳げます。

えー?水の中に入れるならゲイタースタイルの方が良いじゃん!と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。

次にウェーダースタイルのメリットとデメリット、ゲイタースタイルのメリットとデメリットについて解説していきます

ウェーダーのメリットとデメリット

ウェーダーのメリットとデメリットは大きくわけて2つあります。

  • メリット:水に濡れない
  • デメリット:動きづらい

この2点ですね。

ウェーダーを着るとこのように

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胸から下までを、防水生地でできたウェーダーが完全に川の水をふせいでくれます

渓流釣りをしているとたまにヘビなどを見ることもありますが、ウェーダー素材は硬いので、ヘビ(マムシもいます)が噛み付いてきても肌を噛まれる危険を減らしてくれるというメリットもあります。

夏の暑ささえ我慢できるなら、ウェーダー1本のみ準備しておけば渓流釣りを楽しむことができるというメリットもありますね。(夏場は熱いので下半身は汗ビショになりますが)

僕もヤマメ釣りシーズンを、ずっとウェーダー1本のみでやり過ごしています。笑

あとで説明しますが、さきほど紹介したゲータースタイルは涼しいですが3月〜5月の前半はさすがに寒いのでどちらにしてもウェーダーは必要になりますからね。

ただし、ウェーダースタイルは動きづらいです。

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渓流では上の写真のように、岩場などを歩いて上流にむかって釣りをしていくことになりますので、ウェーダーを着ていると動きづらいというデメリットはどうしてもありますね。

もうひとつのデメリットは、ウェーダーを着ているとやはり夏は熱いです。

僕はウェーダーで夏場もヤマメ釣りをしていますが、下半身は汗だくになります。まぁ慣れますけどね。

以上がウェーダーのメリットとデメリットです。

ゲーターのメリットとデメリット

ゲータースタイルのメリットとデメリットも大きくわけて2つあります。

  • メリット:非常に動きやすい
  • デメリット:3〜5月は寒い

ゲイタースタイルのメリットは、やはり非常に動きやすいという点です。

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上の写真のような服装に、膝当てのゲーターを装着するだけですから、それはもう動きやすいです。

ゲイタースタイルであれば、渓流の岩場もラクに移動することができますからねー

夏場になると渓流はかなり気温があがるので、涼しく快適にヤマメ釣りができるというメリットもあります。

釣りをしていて暑いなーというときゲイタースタイルであれゔぁ、川の水に浸かることだってできます。笑

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ゲータースタイルの上着は速乾性のあるシャツ、アームカバーで釣りをしますから、水に濡れてもすぐに乾くし、なにより涼しい

ただし水に濡れてしまうので、やはり3〜5月は寒いです。

ウェーダーであればウェーダーの下にヒートテック、ジーンズ、防寒パンツなどを着込んで釣りできますが、ゲータースタイルではそうもいきません。

どちらにしろ渓流ヤマメ釣りが解禁した直後は気温もさむいので、ウェーダースタイルで渓流釣りをする人がほとんどです。

ゲータースタイルは、夏場の渓流釣りの服装だと考えておきましょう。

ウェーダースタイルの服装例 

ウェーダースタイルで釣りをするときの服装は、気温の低いときにはウェーダーの中に

  • ヒートテック
  • 防寒パンツ
  • 防寒ソックス
  • アウトドアジャケット(防寒)

など、好きに着込んで釣りできます。

夏場にはウェーダーの中に

  • 速乾性のシャツ
  • アームカバー

などを着て、できるだけ涼しい服装の上にウェーダーを着用するという形をとります。

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夏場には半袖で渓流釣りをしている人もいるみたいですが、あまりオススメはしません。

ヒルやダニなどの害虫から身を守るためにも、かならずアームカバーをつけるようにしてください。

アームカバーは速乾性の素材のものがおすすめ。

ゲータースタイルの服装例

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ゲータースタイルの服装をする場合は、上の写真のように下半身にタイツを履くようにします。(タイツも速乾性の素材のものがオススメ)

タイツを履いておかないと素肌がむきだしになってしまいますので、ヒルやダニといった害虫にやられてしまいますからね。

そして、タイツの上に速乾性のあるショーツやアウトドアパンツを履くようにします。

その上から

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このようなゲイターを履きます。

靴はウェーディングシューズとよばれる渓流や沢登りに最適なシューズがありますので、ウェーディングシューズを履くようにしましょう。

ウェーディングシューズのソールはフェルト素材のものが滑り止めになるのでオススメです。

ゲイタースタイルで寒い時期に釣りをする場合には、できるだけ水に入らないように(濡れないように)しながら、上着は防寒用のアウトドアジャケットを着用するようにします。

防水性のソックスを履くなど、体温を下げないような工夫も必要です。 

サングラス

僕は渓流でヤマメのルアー釣りをするときにサングラスをつけない派ですが、サングラスをつけると

  • 川の中が見える
  • 虫除けになる
  • 目の保護になる

このようなメリットがあります。

太陽が出てると光の反射で川の中が見えなくなってしまうことがありますが、遮光サングラスをかければ光の反射がつよくても川の中がバッチリ見えるんです

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また渓流では目に攻撃をしてくるブト(虫)もいますが、サングラスをかけておけば虫除けになります。

ルアーが引っかかってしまったときに、引っ張るとルアーが自分めがけて飛んでくることがあるのですが、そういうときにもサングラスは目の保護に役立ちますね。

手袋(グローブ)

僕渓流釣りではグローブは付けない派です。。

グローブをつけるメリットとしては

  • 手の保護になる
  • ヤマメに優しい

この2点のメリットがあります。

渓流でヤマメ釣りをしていると、木をつかんだり枝をさわったり岩をつかんだりすることがありますので当然グローブをしていたほうがグリップ力もあがりますし、つかんだところに害虫がいれば、害虫を直接さわることもなくなります。

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またサイズの小さなヤマメが釣れてリリースするときにもグローブをつけていれば、直接ヤマメにふれることがなくなるのでヤマメに優しいです。

素手でヤマメをさわると体温でヤマメの身がヤケドしてしまうと言いますからね。

こう書いているとグローブは付けた方がいいなあと自分でも思いますので、次回のヤマメ釣りから僕もグローブを着用することにします。笑

バッグ

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渓流でのヤマメ釣りではバッグが非常に役立つので、持っておくことをオススメします。

  • ショルダータイプ
  • バックパック
  • ベルトタイプ

など、一般的なアウトドアで使えるバッグなら使いやすいものでOKです。

  • ルアー
  • 小道具
  • 貴重品
  • お弁当など
  • 飲み物

などを渓流で持ち歩くことができますので、バッグは必須です。

また、バッグにはこのように

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ナイフやカラビナなどを取り付けることができるバッグだと、さらに便利です。

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ベルトフックがついているタイプのバッグは小物の携帯性もバツグンで、本当に使いやすいので重宝しますね

このバッグはシマノのタフ スリングショルダーというバッグで、レビュー記事も書いてますので気になる方はぜひご覧ください。

www.yamame2025.com

帽子

渓流では直射日光をモロにあびるので、熱中症になってしまう危険があるため帽子はかならずかぶるようにしましょう。

キャップでもいいですし、ハットでもニット帽子でもなんでもOKです。

岩場では落石などの危険もありますので、つねに帽子は着用しておくことを心がけたいですね。

渓流ヤマメ釣りの服装まとめ

これから渓流釣りを始めるなら、とりあえずウェーダーを手に入れましょう。

あとは普段着ているような冬場の洋服、夏場の洋服があれば、とりあえず渓流でヤマメ釣りはできます。

夏場でも快適にすずしくヤマメ釣りをしたいなら、ゲータースタイルも取り入れるといいですね。(けっこうお金かかります)

以上、渓流ヤマメ釣りをするときの服装についてでした!