渓流ヤマメのルアー釣りをはじめるときに、かならず必要になるのがロッド(釣竿)です。
渓流用のロッドといってもいろんな種類のロッドがありますので、はじめはどんなロッドを選んだらいいのか分からなくなってしまいます
そこでこの記事では渓流ヤマメのルアー釣りのロッドの選びかたについて、分かりやすく解説します
- 渓流ヤマメ釣りでのロッドの選び方
- 渓流ヤマメ釣りに短いロッドを選ぶ理由
- 渓流ヤマメ釣りに丈夫なロッドを選ぶ理由
- 渓流ヤマメ釣りのロッドはリーズナブルな方が良い
- 渓流ヤマメ釣りのロッドの柔らかさについて
- 渓流ヤマメ釣りで長いロッドは使えない?
- 渓流ヤマメのルアー釣りのロッドの選びかたまとめ
渓流ヤマメ釣りでのロッドの選び方
渓流ヤマメ釣りでのロッドの選びかたは人それぞれありますが、個人的には
- できるだけ短いロッド
- 丈夫であること
- 柔らかいロッド
- リーズナブルであること
この4つの条件を満たしてくれるロッドを選ぶようにしています。
それぞれ具体的に解説していきましょう!
ロッドの選びかたよりも渓流でオススメのロッドが知りたい!という人は下記の記事をどうぞ
渓流ヤマメ釣りに短いロッドを選ぶ理由
渓流でのヤマメ釣りに短いロッドを選ぶ理由は、渓流はせまいですし障害物もあるので、長いロッドだと思うようにルアーを投げることができないからです。
上の写真のような渓流で長いロッドをもっていると、歩くのも大変ですし、ロッドの先端が木の枝に引っかかってしまいます。
釣りどころじゃなくなりますね。笑
短いロッドだとコンパクトなので歩くのもラクですし、せまいスペースでも無理なくルアーを投げることができます。
長さ的には、1m60cmくらいまでの短いロッドが扱いやすくておすすめです。
渓流ヤマメ釣りに丈夫なロッドを選ぶ理由
個人的に渓流ヤマメ釣りをするときには、カーボン製のトラウト用ロッドを使うようにしています。
渓流でのヤマメのルアー釣りでは、できるだけ丈夫なロッドがいいです。
弱くてモロいロッドだと、ちょっと岩場にロッドの先端をこすった程度でポキッ!と折れてしまうこともあります。(わりとそういう安物ロッドは多いです)
値段の高いロッドが丈夫なのかといわれるとそうではないのですが、聞いたこともないような安物ロッドは入門用としてはいいですが、あまりオススメではないですね
渓流ヤマメ釣りのロッドはリーズナブルな方が良い
渓流でのヤマメのルアー釣りでは、
- コケですべりやすい岩場
- 岩でゴツゴツした足場
- アップダウンのある斜面
などを歩いて釣りをするので、こけます。笑
どんなにバランスの良い人でも、かならずコケます!
写真のような渓流でロッドを持ってコケてしまった時に、ロッドを持った手から先に地面に倒れると、ロッドが折れることだってあります。
何万円もする高価なロッドを折ってしまったときには、精神的なショックも大きいですからねー
修理できますが(新しいパーツと交換になる)修理代も高くなりますので、個人的にはあまり高価なロッドはオススメしません。
折れたときのショックがおおきいですからね。
個人的に渓流用のロッドは、できれば1万円以内におさえたいと考えています。
高くても1万円台でじゅうぶんです。
安物のロッドだとヤマメが釣れないのかといわれると、ぜんぜんそんなことはありません。
安いロッドでもヤマメは十分釣れますし、釣果も変わらないですからね。
渓流ヤマメ釣りのロッドの柔らかさについて
渓流ヤマメのルアー釣りで使うロッドは、「UL(ウルトラライト)」という表記の、柔らかいロッドがおすすめです。
ロッドの硬さの表は下の図のとおりで、EH(エクストラヘビー)にいくほど硬くなり、パワーもあるロッドになります。
UL | ウルトラライト |
---|---|
L | ライト |
ML | ミディアムライト |
M | ミディアム |
MH | ミディアムヘビー |
H | ヘビー |
EH | エクストラヘビー |
ロッドは柔らかければやわらかいほど、ヤマメとのやり取り(ヤマメがルアーを喰ったときのヒキ)が楽しめます。
個人的にも、柔らかいロッドが好きです。
できるだけ短くて柔らかいロッドを使えば、ヤマメがルアーを喰ったときのヒキを存分に楽しめますし、ロッドを持って渓流を歩くのにもラクチンですからね。
あまりロッドが柔らかすぎると、大きな尺ヤマメが釣れたときに引き上げるのが大変だったりはしますが、ヤマメをすくうためのランディングネット(タモ)を使えば問題ありません。
逆に硬いロッドを使うとどうなのか?というと、硬めのロッドはパワーがありますので、大きなヤマメが釣れたときにもラクラクと引き上げることができます。
どちらがいいのかという話ではなく、好みの問題だと考えてください。
柔らかいロッドはエキサイティングな釣りが楽しめますし、硬いロッドはパワーがあるので遠投にもむいています。
僕の場合は川幅のせまい支流でヤマメのルアー釣りをすることが多いので、短く柔らかいロッドを使っています。
基本的に渓流でのヤマメ釣りでのロッドの硬さは「UL」で問題ありません。
渓流ヤマメ釣りで長いロッドは使えない?
渓流でのヤマメのルアー釣りでは長いロッドは使わないのか?と言われると、実はそうでもないです。
いつも釣りに行く渓流が写真のような広い川の場合には、ロッドの長さはそれほど重要じゃないです。
川に岩も障害物となる木々もなく平面で広い川であれば、遠くにルアーを飛ばしたほうが有利な場合もありますので、広い川でヤマメ釣りをする場合には長めのロッドを使うこともあります。
ただし基本的に渓流でのヤマメのルアー釣りでは、せまくて障害物の多い川での釣りとなりますので、短めのロッドをオススメしています。
渓流ヤマメのルアー釣りのロッドの選びかたまとめ
渓流ヤマメのルアー釣りでのロッドの選び方は
- 長さ
- 柔らかさ
- 価格
この3つを基準に選んでください。
個人的にはロッドの硬さは「UL」で、長さは「160cm前後」、価格はできれば1万円以内のロッドをおすすめします。
UL表記で160cmほどの長さのロッドをチョイスしておけば、まず間違いはありませんので参考にしてみてください。