渓流ヤマメのルアー釣りをはじめてみたい!そう思っても、何も知らないばかりの頃は、どう始めたらいいのかも分からないですよね?
そこでこの記事では、これから渓流ヤマメのルアー釣りをはじめたいと思っている人むけに、はじめる手順をまとめました。
手順通りに準備をはじめてもらえば、渓流でのヤマメ釣りを始めることができるようになっています。
遊漁券を買う
渓流ヤマメのルアー釣りは、遊漁券を購入する必要があります。
といってもむずかしいことではなく、遊漁券は釣具屋さんで売られていますので釣具屋さんに行って購入するだけです。(その地域の大手の釣具屋さんであればどこでも買えます)
ヤマメを釣る場所(渓流)が分からないという人は、釣具屋さんで遊漁券を購入するさいに、ヤマメ釣りができる場所(渓流)を聞いてください。
親切に教えてくれますよ。
ヤマメ釣りができる期間は地域によってちがいはありますが、おおよそどの地域も3月〜9月いっぱい。
もしくはその前後がヤマメ釣りをして良い期間になります。
遊漁券を手に入れたら、あとはヤマメのルアー釣り用の道具をそろえるだけです。
渓流ヤマメのルアー釣り用の道具をそろえる
遊漁券を手に入れたら道具をそろえましょう。
- ロッド(釣竿)
- リール
- ライン(釣り糸)
- ルアー
- 服装(ウェーダーと呼ばれる胴長)
この5つは必ず必要な道具ですので、購入します。
あまりお金をかけずに揃えたい場合には、インターネット通販(アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピング)で買うと、わりと安くで手に入りますよ
あとは
- バッグなどの小物
- ランディングネット(ヤマメをすくうためのタモ)
- ヤマメを持ち帰るためのクーラーボックス
など、必要であれば買うようにします。
釣ったヤマメを食べたい人は、クーラーボックスは必要ですね。
それではそれぞれどのような道具を揃えればいいのか?解説していきます。
ヤマメ釣り用ロッド
渓流でのヤマメのルアー釣り用のロッドは「トラウト用ロッド」とよばれる専用の釣竿を購入してください。
ヤマメのルアー釣りで使うロッドの長さは1m60cm以内の長さ、硬さは「UL(ウルトラライト)」という柔らかいロッドをえらんでおけば間違いありません。
詳しくは下記の記事でまとめていますので、合わせて読まれてみてください。
上の記事内で紹介しているなかでも、はじめて使うロッドは安めでリーズナブルなロッドで大丈夫です。
ヤマメ釣りに使うリール
ヤマメ釣り用のロッドとあわせてリールを準備します。
リールは1000〜2000番の小さめのリールを準備してください。(はじめは子供用の安いリールでも問題なく使えます)
はじめから値段の高い良いリールを使うのもいいのですが、渓流に慣れていないうちは渓流を歩いているだけでもこけてしまいます。
こけてリールやロッドを壊してしまうこともありますので、渓流に慣れるまでは安物のリールを使うのが良いんじゃないかと個人的には考えてます。
ちなみに写真のリールは僕が実際に使っている、1000円くらいで買った1000番のリールですよ。笑
ヤマメ釣り用ライン(釣り糸)
ヤマメのルアー釣りでは、3〜4lbのナイロンラインかPEラインを使うようにします。
はじめてヤマメ釣りをするのであれば、4lb(0.8号)くらいの太さのナイロンラインをチョイスしてもらえれば間違いないです。
個人的に僕も、4lb(0.8号)のナイロンラインを好んで使っています。
PEラインも使いやすいのですがPEラインで釣りをするならば、PEラインとは別にショックリーダーとよばれるラインを準備して2つのラインを直結させた仕掛けを作る必要がでてきます。
ぶっちゃげヤマメのルアー釣りで、そこまで繊細な仕掛けは必要ないですし、面倒になりますからね。笑
詳しくは下の記事にまとめていますので、ヤマメ釣り用のラインについて詳しく知りたい方は読まれてみてください。
ヤマメ釣りに使うルアー
ヤマメ釣りに使うルアーは「トラウト用」のルアーになります。
ヤマメが釣れるトラウト用のルアーには
- ミノー
- スプーン
- スピナー
という3種類のルアーがあります。(下の写真を参照ください。)
(右:ミノー 上:スプーン 左:スピナー)
それぞれ持っておくと渓流でヤマメを釣るときに役立ちます。
個人的にはミノーを中心にそろえるようにしていますね。
どういう時にどのルアーを使えばいいのかは下記の記事でまとめていますので、合わせてごらんください。
ヤマメ用のルアーには数千円するものから、数百円で買えるものまでさまざまです。
数百円のルアーでも問題なくヤマメは釣れますので、はじめはできるだけコストをかけずに道具をそろえるためにも、数百円のリーズナブルなルアーを選んでおきましょう。
慣れるまでは渓流でルアーをロスト(引っ掛けて無くす)することも多くなりますしね。
またヤマメ釣りにオススメで、扱いやすくて釣れやすいルアーもあります。
おすすめのルアーは下記の記事にまとめていますので、良かったらどうぞ
渓流用ウェーダー(服装の準備)
渓流釣りをするときの服装も、専用の服を準備しておいたほうが良いです。
渓流釣り用の服装には、大きくわけて2種類あります。
上の写真のような身軽な服装のことを、ゲータースタイルと呼びます。
逆に下の写真のように
胸まである胴長とよばれるものが、ウェーダースタイルといいます。
夏には暑くなりますが、はじめはウェーダーを準備しておけば問題ないです。
ゲータースタイルとウェーダースタイルの違いや特徴、メリットとデメリットなどは下記の記事でまとめています。
ウェーダーにもいろんな種類のものが、いろいろなメーカーから販売されています。値段もピンキリです。笑
バッグなどの小物
渓流釣りの小道具を入れられるバッグを持っておくと便利です。
個人的にはショルダータイプのバッグを愛用していますが、バックパックでも問題ないでしょう。
できるだけポケットがあり、写真のバッグのようにカラビナをつけられる装備があるバッグだと何かと便利です。
そのほか、ルアーケースなども持っておくといいでしょう。
渓流釣りに持っていくと便利な小道具については、下記の記事にまとめていますので、参考にしてください。
ヤマメを入れるクーラーボックス
釣ったヤマメを食べるなら、持ち帰るためのクーラーボックが必要です。
コンパクトな小さめのクーラーボックスがオススメですが、どんなにコンパクトなクーラーボックスでも渓流で携帯するのは邪魔になります。
そこで便利なのが水筒です。
水筒の中に氷を入れ、バッグの中で持ち歩けば簡易的なクーラーボックスになります。
ヤマメは食べるとすごく美味しいので、食べられるサイズのヤマメが釣れたら、ぜひ持ち帰って調理してみてください。
渓流に行ってヤマメを釣る!
ここまで準備ができたら、あとは渓流に行ってヤマメを釣るだけです。
はじめての渓流ではドキドキしてしまいますが、慎重に怪我をしないよう釣りを楽しんでください。
渓流釣りをはじめたばかりのころは、思ったようにヤマメが釣れないこともあります。(ベテランでも釣れないことありますからね。笑)
なんども渓流に入っていれば、自然とヤマメがどのあたりにいるのか、どういう釣りをすればヤマメが喰ってくるのかが分かるようになります。
お互い楽しみながら極めていきましょう!
渓流ヤマメのルアー釣りの始めかたまとめ
渓流での遊漁券を購入したら、ヤマメのルアー釣り用の道具をひととおり準備してしまえばヤマメ釣りを始められます。
あとは何度も渓流にかよいながら、いろんな支流・本流でヤマメ釣りをしてヤマメがいる渓流を見つけるだけです。
渓流ヤマメのルアー釣りはそれほど予算もかかりませんし、仕掛けも簡単なのでサクッと始めることができます。
ヤマメ釣りをはじめたい方の参考になれたら嬉しいです。