ウェーダーの破れはちょっとした穴程度のものであれば、誰でも簡単に修理して穴をふさぐことができます。
専用のリペアキットや補修ボンドを使った修理などいろいろな方法がありますが、その中でももっとも簡単なのが、アウトドア専用のシームグリップを使った修理です。
やぶれたウェーダーに塗布して乾かすだけの作業で完了しますので、ウェーダーがやぶれて穴が開いてしまった方は参考にされてみてください。
※大きな破れや穴・広い範囲での破損は、修理ではなく買いかえたほうが安全です
破れたウェーダーの裏側にテープを貼る
まずウェーダーのやぶれた場所を探します。
やぶれたところが見つからないときには、ウェーダーに水を入れれば水漏れを確認できますので、水を入れて把握しましょう。
ウェーダーに水を入れた場合には、ウェーダーを完全に乾かしてから作業してください。
破れているところを見つけたら、裏側にテープを貼ります。
↑適当な大きさにテープを切って
↑ウェーダーが破れているところの裏側に、テープを貼りつけます。
これで下準備は完了です。
ウェーダーの破れにシームグリップを塗る
シームグリップとは、液体状でアウトドア道具を修理できる商品です。
シームグリップは乾くと完全防水になりますので、絶大な効果があります。
↑ウェーダーが破れたところに、シームグリップを塗ります。
あまり薄く塗ってしまうと穴がふさがりませんので、ある程度ボリュームをもたせて塗布してください。
↑こんな感じで、2〜3ミリ程度の厚みをもたせてシームグリップをウェーダーに塗ります。
シームグリップは液体状になっているので、塗っている最中に垂れてきてしまいます。
なのでシームグリップを塗る場合は、ウェーダーを平らなところに広げてから作業するとやりやすいですよ。
シームグリップが乾くまで乾かす
シームグリップをウェーダーの破れたところに塗り終わったら、干して乾かします。
個人的には丸一日ほど乾かすようにしていますが、シームグリップを塗ったところをさわって完全に乾いていればOKです。
↑シームグリップが乾くと、こんな風にウェーダーになじんでくれます。
濡れたような色合いになってしまうのが、シームグリップを使うデメリットではありますね。笑
ウェーダー修理にシームグリップがオススメな理由
シームグリップを使うのがオススメな理由は、ウェーダー以外のアウトドア道具にも使えるからです。
シームグリップは、ある程度どんなものでも防水修理することができます。
たとえば、シームグリップはウェーダーのほかにも
- バッグ
- テント
- タープ
- シュラフ(寝袋)
- アウトドアシューズ
- レインウェア
など、いろんなものを防水加工で修理することができるので、ウェーダー専用の修理キットを使うよりもオススメです。
シームグリップを持っていないかたはひとつ持っておくと重宝しますので、ぜひ装備しておくことをおすすめします。
ウェーダー以外のアウトドア道具の修理も、方法は同じ。
破れたところにシームグリップを塗って乾かすだけで、防水加工しながら修復することができます。
ウェーダーの破れを修理する方法まとめ
シームグリップを使ったウェーダー修理は、塗って乾かすだけなので誰でも簡単に短時間でできます。
シームグリップひとつ持っておけば修理できますので、ぜひ参考にされてみてください。